氷河時代に形成された“周氷河地形”と呼ばれるモコモコとしたなだらかな波状形の地形で、土壌が凍結と融解を繰り返すことによって作られました。その後、約１～２万年前の氷河期の終わりに雨水や川水が土砂を削ったため、現在のようななだらかな稜線と急な谷が入り乱れた周氷河地形となりました。この宗谷丘陵の周氷河地形は、「北海道遺産」に認定されています。また、宗谷丘陵にある稚内フットパス「宗谷丘陵フットパスコース」のゴール側（3ｋｍ程度）には、宗谷産のホタテの貝殻を敷いた「白い道」が整備されております。サハリンと利尻山等豊かな自然を一望できる絶景ポイントになっており、海や空の青、牧草地の緑、白い道の白のコントラストが綺麗なスポットです。