旭川市 / 神居古潭
地球は生きている!その活動を示す地質が残る場所
神居古潭は、アイヌ語で「カムイ(神)コタン(集落)」と呼ばれ、古くからアイヌの人々の聖地とされてきました。峡谷を形成する緑泥片岩は1億年以上という長い年月をかけて石狩川の流れによって浸食され、アイヌの人々の伝説に登場する奇岩やおう穴群(天然記念物)を形成しました。急激に川幅が狭くなるため流れが激しく、深く、かつては行き交う舟がよく転覆し、アイヌの人々は峡谷に住む魔神の仕業と恐れていたようです。また、もろくて崩れやすい「蛇紋岩」に日本初のトンネルを通した場所としても有名です。最初の吊橋を建設した橋脚の跡なども観察することができます。
おすすめポイント
旭川駅東コンコースにある「旭川観光物産情報センター」ではレンタサイクルが可能です。旭川駅から神居古潭までの約20キロの距離を石狩川に沿って走行し、道中には「ニッネカムイ伝説の巨岩群」や「神居古潭おう穴群」などのアイヌの伝説の地を巡ることもできます。季節によって移り変わる自然美、渓谷に架けられた美しい吊橋、昔に使用されていた駅舎やSLなど見応え抜群。アイヌの歴史にふれ、自然を感じ、景観を楽しめる「神居古潭」に足を運んでみましょう!!
- 旭川市神居町神居古潭
- 無料駐車場有
JR旭川駅から車で40分。旭川空港から車で50分。
- 旭川観光物産情報センター
- 住所/旭川市宮下通8丁目3番1号(JR旭川駅東コンコース)
電話/0166-26-6665
営業/8:30~19:00(6月~9月)
9:00~19:00(10月~5月)
年末年始(12月31日~1月2日)休館
レンタサイクル:4月下旬~10月下旬(積雪等の影響により、期間が短くなる可能性あり)
詳しくはURL:https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/kankou/2400/d053770.html